サエキけんぞうさんのイベント「NEW FRENCH WAVE!」を観に、渋谷Last Waltzへ行ってきました。
ニューウェイヴを入り口にしたフレンチといった感じで楽しかったです。
ライブ前に、まず昔から現在まで歴史を追ってフランスのニューウェイヴなどを映像で振り返りながらの解説タイムがありました。
いま見ると可笑しいというものや今見てもかっこいいというものもあり、けっこう釘付けでした。
この解説の際、サエキさんがシックスナインがなんとかって話題をしてまったく下ネタに反応しない会場に「今日のお客さんは草食系ですね」と言われていましたが、テクノっ子だから先にカール・クレイグが浮かんでしまったと言い訳をしておきます(笑)。
そして最初のライブは、POiSON GiRL FRiENDのnOrikOさん。ピアノ演奏にウイスパーなボーカルで、フレンチのカバーを。
nOrikOさんといえば、かつてやられてたKiss-O-Maticの「Make a Miracle」という曲が大好きで、学生の頃よく聴いていました。あの声を生で聴けたという嬉しさもありました。
そして次は、サエキけんぞう&クラブ・ジュテーム。フランスでは「すし頭の男」でデビューしているサエキさんはエビのすし頭で登場。
DJやトークを除くと2組だけの出演なので、12曲とたっぷりのライブでした。
「つけぼくろになってストーカーするという内容の歌詞です」など、いつものように「フランス人はオカシイ」と思わせられる歌詞や背景の説明もされていたのですが、入場時に配布されたプログラムにも丁寧に解説が書いてありました。
私もそうですが、サエキさんファンだとフレンチよりニューウェイヴから入っている人も多いと思うのでこういう情報がまとめてもらえるのは、新たなジャンルでも入門しやすくて親切ですね。
nOrikOさんとのデュエットも素敵でした。
サエキさんのCDとPOiSON GiRL FRiENDのアルバムを物販で購入。
ライブ後にDJをしていたNiuさんをふと見たら、PC1台にiTunesを立ち上げてミキサーに繋いでいるだけという設備で
プレイしていのたで、思わず「iTunesでプレイしているんですか?」と話かけてしまいました。
ミックスの仕方も親切に教えてくれました。こういうミニマムな環境で工夫してやるって好きです。