新うるし


近くへ行く用事があったので、次の新作に使う新うるしを製造元直営の神田にある釣り具屋さんへ買いに行きました。

普段の金継ぎでは本漆を使っているので、新うるしの扱いで疑問となる点がいくつかあり、お店の方が声をかけてくれたので質問してみました。

主に金粉をどのくらいの濃度まで混ぜて大丈夫か、本来の金継ぎ同様に半乾きのときに金粉をまぶしてもよいかが疑問点でした。

金粉については、お店の方も極限まで混ぜるテストをしたことがあるそうです。私はたくさん入れすぎることで粘着力が足りなくなることを懸念していたのですが、その点は特に心配ないようで、かなり入れても大丈夫とのことでした。ただ、色味がかなり金ピカになるので、淡い金にしたいのか、金ピカにしたいのかという好みしだいとのことでした。

また、金粉を混ぜる際には、かなりよく混ぜてとのアドバイスをいただきました。お店の方も100回とか混ぜるけれど、それでも乾燥している間に多少は金粉が浮いてきてしまうそうです。

後から金粉をまぶすことはできるものの、金粉が浮いた感じになるし汚れやすくなるので推奨しないとのことでした。むしろ、一度金粉を混ぜた新うるしを塗ったところに、仕上げにうるしだけ塗るのがオススメとのことでした。そうすることでどうしても浮いてきてしまう金粉が馴染んだ感じになるのだとか。

こういう風に、質問したり自分の質問以外の話も聞けたりするのは、やっぱりネットショップではカバーできない点だなとしみじみ思いました。

あと、実際に竿に塗った色見本があり、ネットでは色味がよくわからなかったのでとても参考になりました。

そしてすぐ近所にある、試験管などの実験用品を販売する高野理化硝子さんもかなり良いお店でした!

興味半分でのぞいたら乳鉢や釉薬ボトルやら歯科用ピンセットやら陶芸に必要なものが安くいろいろ買えて、しかもものすごく安い!! 絶対にまた来ようと思いました。

ネットショップも便利だけれど、実店舗は楽しいです!